ブラック企業を辞める前、僕が一番心配していたのは生活費でした。
- 貯金はいくら必要か
- 失業保険はいつ入るのか
- 転職先が見つからなかったらどうするのか
そんなことばかり考えていました。
でも実際に退職してみると、本当にキツかったのは別の部分でした。
それが、
税金と固定費です。
- 国民年金
- 住民税
- 住宅ローン
- 固定資産税
- 生命保険
- NHK受信料
- 自動車税
- そして車検
退職後の僕は、これらの支払いに追われ続けました。
実際、僕自身も十分な貯金がある状態で辞めたわけではありません。
詳しくはこちらの記事で書いています。
▶ 貯金ゼロで退職した結果、借金地獄になった話|辞める前に生活資金を確保すべき理由
そんな経験をもとに、
今回は、ブラック企業を辞めた後に僕が甘く見ていた固定費について正直に書こうと思います。
退職後に一番驚いたのは国民年金だった
会社員時代、年金について深く考えたことはありませんでした。
毎月給料から天引きされていたからです。
しかし退職すると状況は変わります。
国民年金の納付書が届きます。
その金額を見た時、
「え、毎月こんなに払うの?」
と思いました。
会社員時代は厚生年金で会社が半分負担してくれていました。
だから本当の負担額を理解していなかったのです。

あんな会社でも、僕は守られていたんだなぁ
なんてことを、退職後に初めて知ることになります。
そして、収入がなくなった状態で払う国民年金は想像以上に重い…
「生きているだけでお金がかかるって、なんなんだろう…」と本気で考えました。
今なら真っ先に免除制度や猶予制度を確認します。
当時の僕は、完全に知識不足でした。
当時の僕は年金免除制度の存在すら知りませんでした。
退職前に確認しておくべきお金の準備については、後日まとめます。
住民税は退職後もしっかり追いかけてくる
次に苦しかったのが住民税です。
正直な話、
「住民税ぐらい、なんとかなるだろう」という感覚がありました。
今思うと、当時の僕に「バカ野郎!」と言ってやりたい笑
住民税は前年の所得に対して課税されます。
つまり、
会社を辞めても請求は続くのです。
給料は入らない。
でも請求書は届く。
この状態は精神的にもかなりキツかったです。
退職前の僕に一つだけアドバイスできるなら、

住民税は必ず計算しておけ
と言いたいです。
住宅ローンと固定資産税は本当にキツかった

実は僕は若いうちに新築の建売住宅を購入しています。
会社員だった頃は問題ありませんでした。
毎月給料が入る前提だからです。
しかし退職すると話は変わります。
住宅ローンだけでも重い。
さらに固定資産税もやってくる。
当時は本気で思いました。

賃貸にしておけばよかったな…
と。
もちろん今は違います。
現在は生活も立て直せていますし、家を買ったこと自体は後悔していません。
ただ、退職直後だけは本当に後悔しました。
住宅ローンは簡単に消せません。
賃貸のように引っ越して家賃を下げることもできません。
毎月確実に支払いが発生します。
退職後のお金を考える時は、住宅ローンの存在を甘く見てはいけないと痛感しました。
住宅ローンがある状態で退職を決断するのは正直かなり怖かったです。
それでも退職を決意した理由は、こちらで詳しく書いています。
▶ 【実体験】ブラック企業で壊れかけた僕の体と心|退職して初めて気づいた異常な日常
自動車税と車検で本気で車を手放そうと思った

地方都市に住んでいる人なら共感してもらえると思います。
車は生活必需品です。
- 通勤
- 買い物
- 病院
- 外出
ほぼすべて車移動です。
車がないと生活に大きく支障が出ます。
しかし退職後は、その車が大きな負担にもなります。
- 自動車税
- ガソリン代
- 任意保険
- そして車検
特に車検が近づいた時の絶望感は忘れられません。
数万円から十数万円単位のお金が飛んでいきます。
当時は本気で車を手放そうか考えました。
「全部自転車で頑張れないかな」
と考えるほどです。
実際には無理でした。
地方では車がないと生活そのものが成り立ちません。
でも、それくらい追い詰められていました。
生命保険も簡単には削れなかった
固定費を見直そうと思い、保険も確認しました。
不要な特約は外しました。
それでも完全には削れませんでした。
家族がいる以上、
万が一に備える必要もあります。
だから保険料は払い続けました。
退職後は、
「固定費を削れば何とかなる」
と思いがちです。
しかし現実には削れない固定費もあります。
- 住宅ローン
- 保険
- 車
こうした支出が重なると、一気に家計が苦しくなります。
NHK受信料も地味に効いた
NHK受信料だけ見れば大きな金額ではありません。
でも問題は、他の固定費がすでに積み重なっていることです。
- 国民年金
- 住民税
- 住宅ローン
- 固定資産税
- 生命保険
- 自動車税
- 車検
そこにNHK受信料も加わります。
正直な話、NHKを憎んだ時期さえありました笑
一つひとつは払える。
でも全部が重なると苦しい。
退職後はこの感覚を何度も味わいました。
退職後に学んだこと
退職前の僕は生活費ばかり計算していました。
- 食費
- 光熱費
- 通信費
しかし本当に見るべきだったのは固定費です。
- 税金
- 社会保険
- 住宅ローン
- 車関連費用
- 保険料
これらは、どんなに節約をしても減らすことはできません。
だから退職前には、
最低でも半年分くらいの固定費を把握しておくべきだと思います。
今振り返ると、固定費の把握は退職準備の一部でした。
退職前にやるべきことは別記事でまとめています。
▶ 退職前にやるべき準備3選|失敗しない辞め方と退職前チェックリスト
それでもブラック企業を辞めたことは後悔していない

ここまで読むと、
「やっぱり退職しない方がいいのでは?」
と思うかもしれません。
でも僕はそうは思いません。
確かにお金は苦しかったです。
想像以上でした。
固定費ラッシュには本当に苦しめられました。
それでも、
あのままブラック企業に居続ける選択はもっと危険だったと思っています。
▶ ブラック企業を2回経験した僕の体験談|辞めてよかったと心から思えた理由
お金は後から立て直せます。
転職もできます。
収入も回復できます。
実際、僕も今は何とか立て直せています。
だからこの記事で伝えたいのは、
「辞めるな」ではありません。
「辞める前に固定費を把握しておこう」
ということです。
準備があるだけで、退職後の苦しさはかなり変わります。
退職前に転職活動を始めることで、お金の不安は一気に解消します。
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まとめ
ブラック企業を辞めた後、僕が甘く見ていたのは生活費ではなく固定費でした。
- 国民年金
- 住民税
- 住宅ローン
- 固定資産税
- 生命保険
- NHK受信料
- 自動車税
- 車検費用
これらは退職しても待ってくれません。
当時は本気で車を手放し、自転車生活を考えるほど追い詰められました。
それでもブラック企業を辞めたことは後悔していません。
ただ一つ後悔しているのは、
固定費を甘く見ていたことです。
これから退職を考えている人は、生活費だけでなく「退職後も必ず発生する固定費」まで計算した上で準備を進めることをおすすめします。
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