「会社は辞めたい。でも上司には恩がある。」
そんな理由で退職をためらっている人もいるのではないでしょうか。
実は僕もそうでした。
新卒で入った会社の上司は、仕事ができて面倒見も良く、たくさんのことを教えてくれた人です。
だからこそ、
「この人のために頑張りたい」
と思っていました。
しかし最終的に僕はその会社を辞めました。
今回は、お世話になった上司の会社を辞めた理由と、その時に考えていたことを書こうと思います。
もし今、
「辞めたいけど恩があるから辞められない」
と悩んでいるなら、少しでも参考になれば嬉しいです。

結論|感謝と人生は別問題だった
先に結論を書きます。
僕はその時の上司に感謝しています。
でも、
感謝と人生は別問題でした。
どれだけお世話になったとしても、自分の人生や将来を犠牲にしてまで働き続ける理由にはならなかったのです。
面倒見の良い尊敬できる上司だった
僕が新卒で入った会社は契約社員としてのスタートでした。
そこで出会った上司は、とにかく仕事ができる人でした。
困ったことがあれば相談に乗ってくれる。
仕事も丁寧に教えてくれる。
お客様への責任感も強い。
当時の僕は、
「この人みたいになりたい」
と思っていました。
社会人経験のない僕にとって、尊敬できる存在だったのです。
でも働き方は完全にブラックだった
しかし今振り返ると、その職場環境は決して健全ではありませんでした。
契約社員である僕にも正社員と同じような仕事量が与えられていました。
サービス残業も当たり前。
定時で帰る空気などありません。
ブラック企業の中にいると、正常な判断ができなくなることがあります。
客観的な視点からチェックすることで、自分の状況を把握することが大事です。
👉️ ブラック企業の本当に危険な特徴7選|2社経験した僕が断言する見分け方
その上司はよく、
「お客様のため」
という言葉を使っていました。
もちろん、その考え方自体は素晴らしいと思います。
しかし結果として、社員の負担が大きくなっていたのも事実でした。

昼休みが仕事論で終わることもあった
今でも覚えていることがあります。
昼休みです。
上司は仕事論を語るのが好きでした。
短い日でも30分ほど。
長い日は1時間以上になることもありました。
最初は勉強になると思って聞いていました。
しかし、その時間は仕事が進みません。
結果として仕事が終わらず、残業になる。
当時はそれが普通だと思っていました。
でも今振り返ると、かなり異常な環境だったと思います。
一番苦しかったのは「嫌いになれなかったこと」
実は、この会社を辞める決断が難しかった理由はここです。
上司が嫌いなら簡単でした。
パワハラ上司だったなら迷わなかったでしょう。
でも違いました。
僕はその上司を尊敬していました。
お世話にもなりました。
だから辞めたいと思うたびに、
「恩を仇で返すことになるんじゃないか」
という気持ちが出てきたのです。
一人では答えが出ず、両親に相談した
契約更新が近づいてきた頃、僕は本当に悩んでいました。
正直、自分一人では結論が出ませんでした。
そこで珍しく両親に相談したことがあります。
当時の僕は、
「あと1年契約を更新しようかな」
と話しました。
すると両親は、
「まずは正社員の仕事を探してみたら?」
と言いました。
でも僕は、
「いや、お世話になった上司だから……」
と答えました。
すると返ってきた言葉が今でも忘れられません。
「恩があるって言っても、ずっとその人のところで働くことはできないんだよ」
その時はすぐに納得できませんでした。
でも今振り返ると、両親は正しいことを言っていました。

当時の僕は視野が狭くなっていた
今だから分かります。
当時の僕は上司への感謝に引っ張られすぎていました。
もちろん感謝は大切です。
しかし、
- 毎日の残業
- 契約社員という立場
- 将来への不安
- 給与面の問題
そういった現実が見えなくなっていたのです。
両親はその状況を客観的に見ていました。
だからこそ、
「その会社だけが選択肢じゃない」
と教えてくれたのだと思います。
契約更新が近づいたとき考えたこと
そしてある時、僕はこう思いました。
「恩だけでは生きていけない」
上司への感謝は本物でした。
でも、
感謝だけで給料は増えません。
感謝だけで将来の不安は消えません。
感謝だけで生活が良くなるわけでもありません。
会社への恩義と、自分の人生。
この2つは分けて考えるべきだと気づいたのです。
悩みすぎたら、一人で抱え込まない方がいい
退職を考えている人の中には、一人で悩み続けている人もいると思います。
僕もそうでした。
しかし人は悩みが深くなるほど視野が狭くなります。
だからこそ、
- 家族
- 信頼できる友人
- 同僚
- キャリア相談
- カウンセラー
など、第三者の意見を聞くことはとても大切です。
最終的に決めるのは自分です。
それでも、自分では見えなかった選択肢に気づけることがあります。
僕にとっては、それが両親でした。
家族や友人に相談できない人へ
家族や友人に話しづらい人もいると思います。
そんな時は、第三者に話すだけでも頭の中が整理されることがあります。
仕事や退職の悩みは、一人で抱え込むほど冷静な判断が難しくなります。
もし今、
- 辞めたいけど決断できない
- 自分の考えがまとまらない
- 誰にも話せず苦しい
という状態なら、オンラインカウンセリングなどを利用してみるのも一つの方法です。
話すことで、自分が本当に大切にしたいものが見えてくるかもしれません。
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まとめ|恩義よりも、自分の人生を選んでいい

僕はあの時、転職を選びました。
もちろん不安もありました。
罪悪感もありました。
それでも後悔はしていません。
なぜなら、自分で考えて決めた選択だったからです。
もし今、
「辞めたいけど恩があるから辞められない」
と悩んでいるなら、一度考えてみてください。
その恩義は、あなたの人生を犠牲にしてまで返さなければならないものでしょうか。
感謝することと、自分の人生を守ることは両立できます。
僕はそう考えています。
あなたが
- どんな仕事をしたいか
- どんな環境を望んでいるか
- どんな人生を歩みたいか
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退職代行という選択もアリ
上司のことを尊敬している場合、きっと退職を伝えるのは心が苦しいと思います。
そんな時は「退職代行」という選択肢も考えてみてください。
こちらの記事では、僕がおすすめする退職代行サービスを比較しています。
ご自分の状況や必要な内容に合わせて選んでみてください。

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